あいちゃ
2013年10月10日
20:43
それぞれの地域から愛されているご当地ソングを
紹介させていただくコーナーで~す^^
本日の歌は、
「 琵琶湖周航の歌 」 です。
今の京都大学が旧制第三高等学校と呼ばれていた時代に、
水上部(ボート部)の部員である小口太郎という人物が
作詞した歌詞を、当時部員の中で流行っていた「ひつじぐさ」
という曲のメロディーにのせて歌ってみたら、調子が良かったので
ついに水上部員たちの間で定着して、やがては第三高等学校の
寮歌、学生歌として浸透していった歌だそうです。
1971年に、加藤登紀子さんがカバーしてから、ポピュラー音楽
として一般の人々から愛されるようになりました。
ちなみにお登紀さんは、1970年に「知床旅情」もヒットさせていて
連発ヒットみたいですね^^;
作詞は小口太郎、作曲は「ひつじぐさ」の作者の吉田千秋です。
実はこの二人は生前には面識が一切なかったそうです。
そして二人とも早熟の天才で、27歳と、24歳という若さで
この世を去っています。
吉田千秋は自分のつくった歌が、別な歌詞で歌われていて
やがて全国に広まることを知らずに亡くなっているみたいです。
詳しいエピソードは、次のHPでも紹介されています。
Wikipedia 琵琶湖周航の歌
二木紘三のうた物語
三文楽士の音楽室
お酒を飲む会で京大生が集まると、歌い出しちゃいますよね。
あららら、始まっちゃったよ~^^; なんて感じです。
とにかく、京都大学ではとくに思い入れの強い曲なんですね。
メロディーは穏やかで心地よく、さびもきれいで、
とうとうと流れていくような曲に、あたしは感じます。
みなさんは、いかがでしょうか?
最後にこの歌の動画を紹介しますね。
倍賞千恵子 琵琶湖周航の歌
加藤登紀子 琵琶湖周航の歌
シモンズ 琵琶湖周航の歌