幸せの黄色いハンカチ

あいちゃ

2014年11月30日 00:11




日本映画の不朽の名作といわれている、
高倉健さん主役の 『幸せの黄色いハンカチ』 が、
昨日テレビで放送されました。

昨日は用事があったので、録画をして、
今日、見てみましたが、

めちゃ、感動~ @@。。

一つのテーマに向かって、ストーリーが協力して、
最後のエンディングを迎える
大胆かつ緻密な構成には、ただ脱帽です。

登場人物は3人(勇さんの奥さんを含めると4人か?)で、
それぞれが弱みを持っていて、不器用な人たちだけど、
だからこそ、必死になった時に
うったえる言葉には重みが生まれて
作品の要所をうまくまとめています。

手紙やこいのぼりなど、さりげない伏線もしこみながら、
北海道の美しい景色や街並みを紹介して、
網走、阿寒湖温泉、陸別、帯広、新得、岩見沢、
そして最後は、夕張にやってきます。
北海道の旅と、人々のあたたかさが伝わってきます。

メインテーマは単純ですから、ともすれば、
話の途中が退屈になってしまってもおかしくないのに、
この映画のすごいところは、
途中のエピソードが、
常にメインテーマへ前進するものになっていて、
しかも無駄なものがなく、なおかつ、退屈もさせない。
そこが驚異的で、本当にすばらしかったです。

いまさらこんなあたしがいうまでもない、傑作で、
日本映画の代表作といわれるのも納得です。

映画の途中で、陸別駅が出てきました。
今はおそらく、そこは鉄道もなくなり、
映画の中の繁栄した光景は見られないと思います。
夕張も華やかな街になっていましたね。

宗谷本線秘境駅殺人事件を、今書いておりますが、
北海道って、現在よりも1970年代のほうが
繁栄していたのでしょうか?
そんなかつての不思議な映像が、とても斬新でした。

いい映画が見れて、感謝の一言です。
高倉健さんの映画は、もうひとつ、『鉄道員(ぽっぽや)』も
ぜひ、見てみたいと、今は思ってます。
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