あいちゃ
2009年08月07日
03:15
小説新作
「青春の忘れ物」、たくさんの方々に読んでいただき、
感謝しております^^ ありがとうございます。 (宣伝、宣伝・・・^^)
いつもそうなんですが、新作を書いて一息入れているこの時期に、
あたしは過去の自作小説に目を通すんですよねえ。
そうすると・・・
読みにくーい>< 箇所がぼろぼろ出てきます。
そこを、ちまちまと文章を再構成していくのが、
結構、楽しいんですよねえ^^
今回の、ターゲットは
「アザミ館の三姉妹」です。
まずは、冒頭の文章。
短編小説の出だしの文は読み手の意欲を誘う意味で、
とっても大切なんですが・・・
なんか上手く書けないのね。アザミ館の冒頭文は><
読んでみて、とくに面白くなし。リズム悪し。
厳しい夏の暑さが伝わらない。
手紙の異常さが表現できない。
どうしましょう・・・^^;
くどくどと言葉を散りばめるか、
シンプルに書くか?
次に、第3ページの、アザミ館に車が向かうときの、
峠から集落を見下ろす場面が、表現が薄い!
もっと不気味に、怖くした~い (目指せ「八墓村」^^)
そこで、
”周囲から根絶された閉鎖的な空間……。”
の一文を追加しました。
集落の描写も、少しだけ具体的に文を追加。
小学校や質素な商店の軒並みを入れた方が、
閉ざされた集落のイメージが生まれるかなっと・・・。
4ページ冒頭の、アザミ館の敷地の広さを強調する描写。
まず、閉ざされた空間を強調するために、
門を閉めるときの音、”ガシャン”を入れました。
結構、言葉に悩みました>< というのも、
その後の文で、「摩奈の部屋の鍵」
(”摩奈の鍵”は、小説全体の重要なキーワードですが)
を掛ける音を”ガチャリ”と記述していて、
それとかぶらないようにしたかったからです。
”ガッシャーン”くらいでも、迫力があっていいのかも・・・
5ページの、 ”病院だ……。” を行替えで強調しました。
6ページの顧問弁護士松川氏の肩書きの説明文が・・・、
”アザミ財閥” になっていました。 やべ~!
別の箇所はすべて”五月女財閥”と記述されていました。
修正、修正^^;
結構、細かい作業ですが、この
ちまちま感が、
あたしは大好きなんです。実は・・・、
快感^^