奥三河の旅6

あいちゃ

2010年08月29日 17:26




全国秘境駅ランキング第2位の飯田線「小和田駅」、
長ーーいトンネルを抜けると、ふっと開けた空間が・・・。
電車は予定通り小和田駅に到着しました。
降りたのはあたしら二人のみ!

やがて、乗ってきた電車はトンネルに消えていきました。


駅のホームは片方だけ。
小和田駅の前後の駅は、
 大嵐駅(おおぞれ)      :豊橋方面 
 中井侍駅(なかいさむらい) :飯田方面  です
サムライだって、変な名前^^
そして、その両駅はもちろん
ここからは見ることができません。
だって、両方ともトンネルになってるんです。
(小和田はトンネルとトンネルの間の
わずかな空間に作られた駅なのです!)

駅のホームには、こんな標識が・・・


小和田駅は、愛知県、静岡県、長野県の
3県の狭間にあるんです。
(正しくは狭間は天竜川の中で、
小和田駅は静岡県に属するそうです)

あっちに駅舎が見えます! いってみましょう。


もちろん駅舎には誰もいません(無人駅ですから^^)


ただ今の時刻は11時半。
つぎに中部天竜駅に戻る電車が小和田にくるのは・・・、
ぎょえー、13時40分よー><。
「あんたが調べてこんもんで、こうなるんだがねー!」
お互いに責任の擦り付け合い・・・^^;

さらによく見たら、その13時40分のちょっと前に、
13時19分小和田駅発の飯田方面行きが
あるじゃないですかー! (おー@@大発見!)
うわーん><、こでに乗ってくればよかったー!

駅舎の外にはお手洗いがありました。ほっ・・・。
でも、きれいじゃない><。
極力我慢することを決意す!


しかし、本当の恐怖はこの直後であった!
写真に青いバケツが写っていますよね。
中に何が入っていたと思います?
半分ほどのお水と、少々の虫(ゴキ)さんと・・・、
死んだネズミが一匹丸ごと入ってましたー><。
(ネズミって、はじめて見たかも^^;)

小和田の駅舎を外から見るとー、


きゃー、駅舎サマー><。。。雰囲気最高です!
来て良かったー! (…本心かい?^^)

駅舎から歩道が続いていました。
(適当に散策できますよー^^)


小和田駅はこの小道以外の方向は、
完全に閉ざされていました。
線路は両方面ともトンネルが!
そして駅のホームの正面は切りたった断崖が!
駅のホームの背後には天竜川が!
そして、天竜川沿いに一本だけ小道が・・・。

時間があったので、小道を歩きましたが、
かなり歩いて人家を1軒発見!
これがうわさの住民ですか~^^
(あっ、ちなみに上の写真に写っている屋根の
 お家は無人の家です。念のため・・・)
結局、その民家のとこまで行って引き返しました。
(実はこの先に朽ち果てたつり橋があったらしい。
 予習をしてたら行ってきたのにー><)
でも途中、小さな滝とか湧き水とかもありましたよ~。
(ちなみに、へびもいた! 最大のピンチであった)

待ち時間は異常に長いはずなのに、
意外と気がつくと時は経っていました。
やがて、13時19分着(飯田方面行き)
の電車がくると、
おー、続々と10人くらい降りてきましたよー!
通はこの電車に乗ってくるんね^^;

あたしたちは、その集団に素知らぬ振りして
紛れ込みました。
(あたかも、13時19分着で降りたかのように・・・^^;)

やがて、13時40分に予定通りに帰りの電車が
やってきましたー。ほっ・・・^^。

結論・・・。小和田に行ってよかったー><。
怪我もせんかったし・・・^^

そして、無事に名古屋に帰ってきて想い出に浸っている時に、
「ねー、でも小和田って2位でしょ。
ということは、秘境駅1位の駅がどこかにあるんだよね?」
「だろうね~。でもそんなのどうせ北海道とか
とんでもないとこの駅なんじゃない^^」
(ごめんなさい><。偏見に満ちた発言でした~)

そして、ネットで調べてみると・・・
おー、ありました!
北海道室蘭線(やっぱし北海道^^;)に、
『 小幌駅 (こぼろ) 』 なる駅が、
キング・オブ・キングスの秘境駅No.1だそうです。

へー、小幌ね~。
小和田となんとなく似てない? 名前が^^
でも、あの小和田よりも秘境って、いったい・・・?
・・・
やべー、いきたくなってきちゃった~><
(HPを見なけりゃよかったのに^^;)
待ってろ、小幌~!
(でも、北海道だし・・・><) 

ちゃんちゃん^^


秘境駅