張碓(はりうす)駅?2

あいちゃ

2012年08月05日 16:39




前回紹介した幻の秘境駅ともいえる『張碓(はりうす)駅』は、
JR北海道の函館本線にかつて存在した駅です。

何がすごいかって、
 ①徒歩で行くことができない。
 ②電車が停まらない。
という駅です。(それって、駅じゃないじゃん^^;)

①の徒歩で行くことができない駅といえば、
 尾盛駅、小幌駅、小和田駅があります。
②の電車が停まらない駅といえば、
 八ツ森駅、西仙台ハイランド駅などあることはあるんですが^^;

①と②のダブル受賞の駅様なんて……、(ありえん)

なんでそんなことになったのかというと、
本来の張碓駅を作った目的は、
トンネルや線路などのメインテナンスのためだそうです。
(あっ、それって小幌駅と同じだ^^。
 北海道にはそんな駅が時々あるんよね~。うんうん)
ただ、たまたま小さな浜辺が駅の傍にあったので、
一応、海水浴場の駅として、世間には知られていたそうです。
でも、張碓駅からその海水浴場に行くためには、
線路を横断しなければならりません。(ふむふむ@@)
しかもこの路線は小樽―札幌間というメジャー路線!
数分の間隔で次から次へと列車が通過するわけで、
しかも駅は張碓トンネルのすぐ出口にあるので、
 なにかと危険なのじゃ~><。

JR北海道としては、海水浴場としては採算が取れない駅だし、
駅で事故なんか起こされちゃたまらんというわけで、
張碓駅を1998年から全列車通過駅として、
事実上の廃駅としちゃったわけです。
(うんうん、そこまでは分かるわ……@@)

ところがーー!
そうとなれば、張碓駅は①と②を満たす究極の秘境駅!!
マニアが見過ごすはずがありません(うんうん、分かる分かる^^)

無断で私有地に侵入したり、危険である線路上を勝手に通行したりと、
保安上の問題が浮かび上がってきたのです。
何しろ、駅までのルートは半端なくやばい環境です。
あげくの果てには、遂に悲惨な事故が起こってしまったとか……?

こうして張碓駅は、JR北海道としては超厄介者の駅となり、
多額の費用を要してでも、駅舎を撤去しなければならないという、
悲しき運命をたどってしまったということらしいのです。
(涙なしには語れないの~ @@。。)

さて、この張碓駅ですが、とあるブログによると……
かつては秘境駅ランキングの第2位に君臨されていたそうです!
わーわー^^。そりゃそうよね~。こんなすごい駅なんだもんね。

…… (しばしの沈黙)

でもさ、その時の1位って、誰なのさ?
それに、その時のランキングって、
今では消えちゃった駅様も含まれているのよね。

うわー、そのランキング知りてえよ~><。。
ということで、続く……(お得意のひっぱり攻撃~^^)
秘境駅