東野圭吾小説のランキング5

あいちゃ

2010年06月15日 22:40




引っ張りまくった「東野圭吾さんの小説」の中から、
あたしが読んだ小説13作品について、
あたしの主観でランキングをつけてしまおうという、
ばちあたりな企画です(ごめんなさい><)

そして、いよいよ残った作品はたったの2つ。それは、
「白夜行(1999)」と「手紙(2003)」です!

ではでは、栄えあるあいちゃが選ぶ、
東野さんの小説ランキング第2位は・・・

総合得点48点(10点、②10点、③10点、④10点、⑤8点)
  (注)採点基準は、次の5項目ですよん^^
   ① 作品全体の印象
   ② 序盤のインパクト
   ③ 登場人物のユニークさ
   ④ 結末のために敷かれた伏線の緻密さとすばらしさ
   ⑤ 結末の意外性と衝撃度  ひっぱるなって! ><。
「手紙」でーす!!

ということは・・・
栄冠に輝く第一位は・・・
もちろん、あの作品―― 「白夜行」 でーす^^
総合得点49点(10点、②9点、③10点、④10点、⑤10点)

どちらも驚異的にすばらしい作品なんで・・・
まず、「手紙」から感想を述べさせていただきます。
最高傑作「白夜行」を出してから間もなく書かれた作品です。
そして、これまでの本格推理もののこだわりを捨てて、
社会派推理小説への移行に成功して、
脂ののっている時期に書かれた小説です。

「手紙」のメインテーマは、
現代社会における答えのないひとつの問題についてです。
その答を東野さんは、登場人物の平野社長に語らせます。
その答えは正しくないのかもしれません。
そして、その答えは意外な答えでした。
(少なくともあたしには)
他の作品にみられる奇抜なトリックで度肝を抜くのではなく、
難しい問題の一つの解答を提供しただけで、
その解答の意外性と説得力の強さで、
気がつくと物語りに引き込まれているという、
壮大な作品です。
とにかく、ご一読してみてくださいね^^ 

そして、第1位の「白夜行」ですが、
この記事をご覧いただいている皆さんのほとんどが、
どーせ「白夜行」が一位に選ばれるんだろうと
予想されたと思います。(どんでんがえしはなしかよ~><)
言い訳する言葉はございません^^
だって、「白夜行」は東野さんの数ある傑作の中にあって、
まるで次元が違う傑作だからです。
(比較すること自体無謀だ~、と個人的には思います^^;)
「白夜行」の感想は、関連する過去記事を参照してください。

「白夜行」の得点は50点満点中の49点!
これを超える傑作なんて、果たして存在するのでしょうか?

もし、あるとすれば・・・

「幻夜」がもしかしたらそうかもしれません!
ついに、ついに、ついに^^ 
あたしは「幻夜」を買っちゃいましたー(おー衝動買い><。
(代金は1000円! 文庫本なのにー^^;)

「幻夜」は779ページの超大作です。
今、ゆっくり読んでいるところです。
そのうち報告いたしますね^^
(もちろん、ねたばらしはしませんですm(_ _)m)
作家