
2015年07月19日
出題編若干の修正

公開中の如月シリーズの第4弾、
『 小倉百人一首殺人事件 』
ですが、毎日多くの訪問者の方々がいらっしゃいます。
ありがとうございます^^
現在、出題編のみ公開しておりまして、
解決編の公開は9月になる予定です。
例のごとく、あたしは書いた小説を、
読み返しながら、文章で気に入らないのを
次々と直しちゃうわけですが、
今回の小説も例外ではなく、いろいろ
文章を修正しております。
その修正も、どうやら一段落ついた気がいたします。
(長い作品なので、結構大変でした)
7月12日の公開時から、修正した文章で、
少し内容的に大きな影響がありそうなものを、
以下に掲げることにします。
一つ目、
PDF縦書きファイルにした本文での28ページで、
壬生巡査部長がした発言で、
『ほとんど即死だったと思われます』
を
『ほとんど即死だったと思われます。意識があったとしても、
せいぜい一、二分が限度でしょうね』
と修正しました。
理由は、修正前のこの壬生巡査部長の発言を読んだ読者が、
吉野小夜が即死ということは、ダイイングメッセージを残す
ことができなかった、と決めつけてしまうのを怖れたからで、
彼女がダイイングメッセージを残せた可能性は十分に
考えられる、というふうに解釈してもらいたいためです。
作者の意図としては、自殺と他殺の両方の可能性が、
吉野小夜の事件ではあり得る、と取っていただきたいのです。
二つ目、
吉野小夜の学年を、最初は2年生だと本文中に
書いておりましたが、1年生にしておきたくなったので、
数か所の文章を、2年生から1年生に書き換えました。
この修正は、推理の体制に影響を与えないと思います。
なぜ、1年生にしたかったかというと、
彼女を2年生にしてしまうと、大会が行われた時期が
4月の新学期ということになってしまい、
(1年生がまだ部に所属していなくて、
大会に参加してこない時期となるから)
そうなると、青葉は3年生なので、
この小倉百人一首殺人事件が、
前作、宗谷本線秘境駅殺人事件、よりも前の出来事に
なってしまうのを、避けたかった、というわけです。
どっちでもいいのですが^^;
個人的には、宗谷本線の旅を夏にしてきた青葉が、
冬、または春の3月になって、この大会に望んでいる
イメージが、あたしの頭の中にあります。
というわけで、いろいろ修正して、
ご迷惑をおかけいたしておりますが、
どうか、あたたかい目で見逃してください^^;
さあさあ、みなさんの名推理、
お待ちしておりますよ~ !!
2015年07月12日
読者への挑戦

やりました。 ついに、
『小倉百人一首殺人事件』 の出題編
の公開が完了いたしました。
いやー><。 まずは一安心です。
今回は、あたしの作品の中で最も長いものになりまして、
(そりゃ、百人一首の歌を解説すれば、長くもなるわね^^;)
読み直すのも大変なので(自分でも大変なのね><)、
そこで・・・
解決編の公開は、9月まで伸ばすことに決めました。
ただでさえ、更新が遅いのに、
お叱りを受けてしまうことでありましょうが、
これを機に、じっくり、まったり、夏休みなどを利用して、
真相究明の知的ゲームを楽しんでいただければと、
思っています。
結構、なぞなぞはしっかりしていると思いますから、
(うーん、どうかな~?)
時間を取っていただいても、
後悔はさせません(ピシッと断言!)、と思います^^;
ただですね。
今回のなぞなぞは、かなりレベルが高いと思います。
ちと、難し過ぎるかもかも・・・。
でも、あっさりと解いちゃう人もいらっしゃることでしょうね。
ということで、皆さんの明敏な推理力に期待しております。
解答を思い付かれたら、
このブログの感想欄にでも書きこしてください。
それを見て、結果を変えちゃおうとか、
そんな姑息なことは決していたしません^^。
(あ、正解者に景品もありません^^;)
ただ、あたしは文章を読み返した時に、
助詞とか助動詞とか、気に入らないと、
次々と書き換えてしまう癖がありまして、
出題編の今日の文章が、明日には変更されていることも
あり得ますが、
肝心の推理に直結する書き換えに関しては、
もし、行うことがあれば、
当ブログで、書き換えを行ったと、書かせていただきます。
実際に、『白雪邸殺人事件』 のときには、
一人の登場人物のしゃべり言葉に、方言を混ぜるという
書き直しを、公開後に行いました。
(だって、その方が伏線がふえるじゃん^^)
ということで、同じようなことが起こりましたら、
そのように手続きを取らせていただきますね。