
2010年09月30日
クリア不可能といわれたゲーム

今日ネットを見ていたら、面白ーい記事を発見!
みなさん、信じられますか?
発売されてから7年と5ヶ月間、
世界中の誰もがクリアできなかった
シューティングゲームがついに突破された!
という記事です。
そのゲームは、PS2版「怒首領蜂大往生」
というそうです。
クリアされた方は、MONさんとおっしゃるそうですよ。
なぜ、そんなに難しいの?
記事によると1周目に比べて、
2周目の難易度が異様に高くて、
しかも1機やられると・・・
GAME OVER ^^; だそうです。
きっつー><。
そしてそして、そのゲームの動画が
記事の中に貼ってありました。
およそ10分のゲーム画面だけの動画を、
おもわず見てしまったー><。
ありえない迫力! (そこに神がいた!!)
7年以上クリアできなかったというのも納得です。
是非一度ご覧くださいませ~^^
⇒ 7年5ヶ月間クリアされなかったゲーム
2010年09月26日
作家・東野圭吾さん20

東野圭吾さんのシリーズもついに第20回ですか^^;
今日のトピックは、『プラチナ・データ』を読みましたー!
これは、今年2010年に出版された最新作なんでーす^^
毎回感心させられちゃうんですが、
東野圭吾さんの知識の深さですね!
今回の作品では、
DNA鑑定と多重人格症候群で
すごい想像力を見せてくれちゃっています。
DNA鑑定は、現在のレベルではなく、
残された犯人のDNAから
犯人の個人の特定がなされてしまうという、
近未来のレベルでの鑑定なんです!
DNAが窮極の個人情報となり、
国家がそれを管理することができるのか?という
現在の個人情報の問題とも絡められて、
またスーパーコンピュータでの管理システムなど、
生物学、情報学、犯罪学、法律学、
様々な学問が背景になければ書けない小説なんです。
多重人格症候群も東野圭吾さんは簡単に小説に
取り入れちゃっていますが、
複数の人格に力の優劣があるところなんか、
(片方の人格は常にもう片方の人格の言動を見ているが、
もう片方の人格は意識がなくなっているときに
他の人格が出現しているために相手の言動を知らないという、
一方通行型の二重人格者を取り扱っています)
どこでこんな知識を手に入れたの?と脱帽しちゃいます^^;
考えてみると東野圭吾さんの小説って、
ものすごい知識をベースに書かれているんですよねえ。
「手紙」では、犯罪者の家族や被害者の家族の苦しみ。
「さまよう刃」では、異常性犯罪者の心理。
「赤い指」では、痴呆老人を抱えた家族の苦しみ。
「秘密」では、観光バスの事故による
バス会社と被害者遺族たちとのやりとり。
「幻夜」では、神戸阪神大震災の現場の被害状況。
など、一体どこで調査してきたのー><。
個人の調査では限界があると思うんですけどね^^;
今回の「プラチナ・データ」はそんな東野圭吾さんらしい、
彼でないと書くことができない作品です!
とっても面白くてすぐに読めちゃいますよー(お薦めです^^)
ちなみに採点でーす。
総合得点41点(①8点②9点③9点④7点⑤8点)
( ① 作品全体の印象
② 序盤のインパクト
③ 登場人物のユニークさ
④ 結末のために敷かれた伏線の緻密さとすばらしさ
⑤ 結末の意外性と衝撃度 )
「さまよう刃」と同点ですが、
順位は「さまよう刃」が上とさせていただきます。
点数がやや辛くなったのは、
ストーリーが淡々と進行していくので、
登場人物への愛着が湧かなかったぶん、
意外な結末にも感動が普通だったかな?ってとこです。
やっぱり、人気作家になってしまって、
作品をあるペースで書き上げなくちゃならないところに、
作品の奥深さがついていかなかったのかも・・・。
(えらそーに、批難するなー! ごめんなさーい><)
でも、普通に超面白いSFミステリーですよん^^。
2010年09月19日
もらい泣き

今やネットの動画でカラオケを楽しめる時代。
その代表的な動画の「YouTube」で、中学・高校生たちが
Jポップスの有名曲を合唱する動画を見つけました。
合唱といえば、ありませんでしたか? 合唱コンクール。
何かすごい気持ちが入っちゃって、
勝っても負けてもみんな泣いちゃうんですよねぇ^^;
懐かしいわー・・・。 いつの話じゃ? うるさーい><。
というわけで、今回は3つの合唱の動画を紹介いたします。
これが、泣けるんだわ、ほんと ><。
涙腺がゆるいあたしなんかだと、即効で
涙ぼろぼろ、鼻水じょろじょろ、状態になってしまいます^^;
メロディもすごいけど、とにかく歌詞がいいのよねぇ。
絶対に泣いちゃうと思いますよ~^^
我こそは、という方はチャレンジしてみてください。
一応、涙腺トレーニング!
「初級編」、「中級編」、「上級編」の順番に紹介しますね。
では、まず「涙腺トレーニング: 初級編」は、
森山直太朗さんの名曲 『さくら』 でーす!
直太朗さんがとある学園に招待されて、
そこの女学生のコーラスをバックにしながら
名曲「さくら」を歌ってくれます。
お互いに相手を気遣いながら、美しいハーモニーが
奏でられます。もう最高です! あらら、泣いちゃった^^;
そして、「涙腺トレーニング: 中級編」
昨年(2009)度のNHK全国学校音楽コンクールの課題曲
いきものがかりの 『YELL』 です。
コンクールの最後に、参加した生徒全員が一斉に課題曲を
合唱します。みんな真剣で、あらー、また泣いちった><。
ぜひ、映像もごらんになりながら堪能してくださいね^^
最後に、「涙腺トレーニング: 上級編」!
おととし(2008)のNHK全国学校音楽コンクールの課題曲
アンジェラ・アキさんの 『手紙』 です。
きたーーー><。
合唱じゃなくてもうるうる@@。の名曲ですよねぇ。
これからの時代を担う十代の若者たちのパワーを
感じ取ってください! どうぞーーー。
2010年09月17日
作家・東野圭吾さん19

前回の記事で、あの「白夜行」の第2弾として登場した
超大作「幻夜」の総合順位は、
第五位タイという結果になりました。
もう少し上位に食い込むと思われましたが、
五位に終わった理由は、
1、終盤の謎解き、盛り上がりが普通に良かった程度だった。
(めちゃすごいよ~。チョー感動><。。。、ではなかった)
2、謎解きの解答がはっきり提示されないままに終わっている。
の2点が不満だったからです。
(普通にすごい作品なんですがね^^;)
ところで・・・
「幻夜」を読み終わったあとで、幻夜についてコメントしている
様々なHPを拝見したところ・・・
おおっーー! @@ (さういうことか!!)
ということは・・・、
じゃーーん。
「幻夜」の総合得点を前回発表の数値から
修正変更させていただきま~す。
「幻夜」の得点は・・・、(はらはら、どきどき^^)
総合得点48点(①10点、10点、10点、9点、9点)
+3 +1 +1 +1
点数の内容は、
総合得点(
① 作品全体の印象
② 序盤のインパクト
③ 登場人物のユニークさ
④ 結末のために敷かれた伏線の緻密さとすばらしさ
⑤ 結末の意外性と衝撃度
)
となりましたー!
「手紙」と同点で2位ですが、個人的には僅差で
2位「手紙」、3位「幻夜」 とさせていただきたいと思います。
つまり、「幻夜」は、あの「容疑者Xの献身」(4位)と、
「秘密」(5位)の二つの作品をごぼう抜きというわけで~す!
あれー><。
「容疑者Xの献身」ファンの人と、
「秘密」ファンの皆様~、物を投げないでくださーい。
あたた・・・。びえーん、ごめんなさーい。
あの~、固いものや尖ったものを投げられると
マジ怪我しますんで~^^;
「理由をはっきり説明せんかい!」
「はい、ごもっともです><。」
「幻夜」は「白夜行」を読んだ後で、
お読みいただきたい作品ですが、
単独で読んでも読めるように書かれています。
確かに、「幻夜」の中で話は完結しているのです。
それだけで読んでしまうと、総合得点は45点ですが、
「幻夜」を「白夜行」の続編として読むんです!
「えっ、どう違うの?」
つまり、「幻夜」の世界と「白夜行」の世界が
重なっていると、、、
もっとはっきりいえば、
「白夜行」に登場した多数の登場人物と、
「幻夜」に登場した多数の登場人物の中の
一人が実は同じ人物である!として読むんです。
つまりその人物は「白夜行」と「幻夜」の両方の
小説に登場しているわけね・・・。
でも、それで何がどう変わるの?
そこから先は読んでみてお考えください^^。
とにかく、「幻夜」が「白夜行」の続編である!
という視点で「幻夜」を読むと、
おー、あの答がはっきりしなかった謎が解ける?
しかも、さらなる恐ろしい壮大なストーリーが・・・、
怖えーーー><。
「幻夜」はやっぱり傑作でしたー(満足~^^)
2010年09月11日
作家・東野圭吾さん18

久しぶりに東野圭吾さんの記事です。
「幻夜(げんや)」 読みましたー!
白夜行の第2弾として書かれたという、779頁の超大作!
執筆も東野圭吾さんの黄金期1998年から2004年での作品です。
前回の記事を参照してください。
あの最高峰「白夜行」を超えているのか?
あたしが独断でつけた東野小説のランキングは、
「幻夜」が入る前の暫定順位が、
1位: 白夜行 49点(10点、②9点、③10点、④10点、⑤10点)
2位: 手紙 48点(10点、②10点、③10点、④10点、⑤8点)
3位: 容疑者Xの献身
47点(①10点、②8点、③9点、④10点、⑤10点)
4位: 秘密 46点(①9点、②9点、③9点、④10点、⑤9点)
5位: 仮面山荘殺人事件
45点(①9点、②9点、③9点、④9点、⑤9点)
6位: 悪意 44点(①9点、②9点、③8点、④9点、⑤9点)
7位: むかし僕が死んだ家
43点(①9点、②10点、③8点、④8点、⑤8点)
以下省略、でした。
ちなみに点数の内容は、
総合得点(
① 作品全体の印象
② 序盤のインパクト
③ 登場人物のユニークさ
④ 結末のために敷かれた伏線の緻密さとすばらしさ
⑤ 結末の意外性と衝撃度
)
となっております。
そして、「幻夜」の得点は・・・?
間違いなく上位に食い込んでくる傑作です!
果てして白夜行を越えることができるのくゎー @。@
ひっぱるなー!! はい、ごめんなさーい^^;
「幻夜」の得点は、
総合得点45点(①9点、10点、10点、8点、8点)
あらー、これは「仮面山荘殺人事件」と同点の第5位です!
(ちょっと意外。もっと食い込むと思っていたのにー><)
「幻夜」は白夜行の二人の主人公、雪穂と亮司に対応する
人物として、
新海美冬(しんかいみふゆ)と水原雅也(みずはらまさや)
が出てきます。
白夜行と幻夜は違う小説なので、
これらの四人は全くの別人のはずですが、
唐沢雪穂と新海美冬の二人はとっても共通点があります!
読んでいただければわかりますが。(そこが怖いのよね~)
例えば、スタイルまで含めて絶世の美人。
陶器のように肌理が細かい美しい肌。
人を異様にひきつけるアーモンド形の目。
ロイヤルミルクティーを好む。
やることなすこと全てが順風満帆で、
邪魔になる人物は、何らかの目に合って
彼女たちの前から消えていく。
大成功を収めた青年実業者と結婚する。
などなど。
でも、違う点もあります。
雪穂は本音を語ることなく、何を考えているのか
わからない人物として表現されています。
美冬は雅也の前では本音?(自分の考え)を
はっきりと発言する、雪穂よりもより能動的な
人物として描かれています。
美冬と雅也のやりとりを読んでいると、
雪穂と亮司の間に同じようなやりとりがあったのかな?
と想像させてくれます。
そんな意味でも「幻夜」は楽しむことができます。
そして、途中殺人があったりして、
いよいよ物語りは佳境に入ります。
物語前編を通じて最大の謎について
(内容は本文をご覧下さい)、
その解答が最後に説明されます!
ただ・・・、
答が2通りあって、どっちなんだろう?
そうなんです。答えAと答えBの2つの可能性が
あって、真相がどっちか読者が推理してね、
で終わっています。
「どちらかが彼女を殺した」と同じ終わり方です><。
「どちらかが彼女を殺した」では犯人がわからない
わけですから、大問題なんですけど、
「幻夜」の場合は、答えAでも答えBでも、
まあどちらでも大差はないかな、って感じでした。
うーーーん><、これだけの大作なのに、
序盤、中盤の表現力は最高で、
読者は物語に引き込まれますが、
最後の結末の衝撃が、白夜行と比べると・・・。
という感じでした。
でも「幻夜」は、最後の一文が・・・、超最高です!
おおーー、すげーー、きましたよーー! ><。。
ただ、779頁の超大作が、
最後の最後のたったの一文を盛り上げるために
構成された小説だとすると、壮大だけど、、、
400頁くらいでもいいじゃん^^; って思われます。
ということで、今回の「幻夜」の総合得点は45点でした!
でもでも、実はこの話続きがありました!
やはり、「幻夜」はただものではなかったのです!
最初に読み終わった時にはわからなかった新事実!
「幻夜」の本当の恐ろしさはここからだったのです!
えー、どうなっちゃうの~?
続きは、例のごとく、次回にひっぱる、ひっぱる^^;
2010年09月05日
奥三河の旅7

奥三河の旅シリーズ。今日は最終回です。
秘境駅第2位の『小和田駅』・・・。
周辺に道路はなく、自動車や二輪車で
行くことはできません。
南北はトンネルに、東西は天竜川と崖に挟まれて、
あるのは歩道が1本だけ。
その歩道沿いに民家が一軒あるだけで、
一番近い集落まで歩道の山道をおよそ1時間?
こんなところになぜ駅があるのでしょうか?
『小和田駅』最大の謎ですが、
HPを調べてみるといろいろ情報が書かれていました。
まずは駅周辺地図をご覧下さい。小和田駅周辺地図
なにか気づきませんか?
川の形が変? そうそう^^
小和田駅の一つ南の駅の『大嵐駅』も見てください。
ここも静岡県側の県道からは閉ざされた駅ですよね。
でも、この駅は愛知県側から橋がかかっていて、
その先には愛知県の旧富山村(2005年に豊根村に併合)
の中心地がありますよね。
この富山村は併合されるまでは、
(離島を除いて)日本一人口の少ない村だったんですよ。
理由は見ていただければおわかりのように、
飯田線の大嵐駅に繋がっているだけで、
愛知県にありながら、
愛知県の市町村から閉ざされた村だったからなんです。
一番近い豊根村に行くにしても、細い峠道を越えなければ
ならないんですから(不便なとこなのね~><)
そして、よくみるとここの天竜川の形も変 です!
なぜなぜ?? @@
先ほどの小和田駅周辺の地図を、天竜川沿いに南下すると、
15キロほど下流にあるものは・・・
佐久間ダム・・・・・・
そうなんです。
この巨大ダムによって、天竜川の流域面積が異常に大きくなって
いるから、川の形が変なんです!
かつて、富山村には村の中心地区である『河内集落』が
あったそうですが、佐久間ダムの建設によって湖底に沈みました。
小和田駅のある小和田地区も、かつては住宅地だったそうです。
しかし、昭和30年の佐久間ダムの建設により、
集落の最上部にあった駅だけが残ってしまい、
あとはみんな水没してしまったそうです。
参考HP: 飯田線の秘境駅、 小和田駅とは
秘境駅小和田はなぜ存在するのか?
富山村はなぜ日本一人口が少ない村だったのか?
この付近の天竜川はなぜ川面が変な形なのか?
そして、ずっと下流にある巨大な佐久間ダム!
これらの謎が一気に一つに融合されました!
美しい天竜川の川面に秘められた悲しい物語・・・。
今度小和田駅を訪問するようなことがもしあったら、
その背景を考えながら景色を楽しみたいですね。
(おー、上手くまとまったぞー。 ちゃんちゃん^^)