
2010年09月17日
作家・東野圭吾さん19

前回の記事で、あの「白夜行」の第2弾として登場した
超大作「幻夜」の総合順位は、
第五位タイという結果になりました。
もう少し上位に食い込むと思われましたが、
五位に終わった理由は、
1、終盤の謎解き、盛り上がりが普通に良かった程度だった。
(めちゃすごいよ~。チョー感動><。。。、ではなかった)
2、謎解きの解答がはっきり提示されないままに終わっている。
の2点が不満だったからです。
(普通にすごい作品なんですがね^^;)
ところで・・・
「幻夜」を読み終わったあとで、幻夜についてコメントしている
様々なHPを拝見したところ・・・
おおっーー! @@ (さういうことか!!)
ということは・・・、
じゃーーん。
「幻夜」の総合得点を前回発表の数値から
修正変更させていただきま~す。
「幻夜」の得点は・・・、(はらはら、どきどき^^)
総合得点48点(①10点、10点、10点、9点、9点)
+3 +1 +1 +1
点数の内容は、
総合得点(
① 作品全体の印象
② 序盤のインパクト
③ 登場人物のユニークさ
④ 結末のために敷かれた伏線の緻密さとすばらしさ
⑤ 結末の意外性と衝撃度
)
となりましたー!
「手紙」と同点で2位ですが、個人的には僅差で
2位「手紙」、3位「幻夜」 とさせていただきたいと思います。
つまり、「幻夜」は、あの「容疑者Xの献身」(4位)と、
「秘密」(5位)の二つの作品をごぼう抜きというわけで~す!
あれー><。
「容疑者Xの献身」ファンの人と、
「秘密」ファンの皆様~、物を投げないでくださーい。
あたた・・・。びえーん、ごめんなさーい。
あの~、固いものや尖ったものを投げられると
マジ怪我しますんで~^^;
「理由をはっきり説明せんかい!」
「はい、ごもっともです><。」
「幻夜」は「白夜行」を読んだ後で、
お読みいただきたい作品ですが、
単独で読んでも読めるように書かれています。
確かに、「幻夜」の中で話は完結しているのです。
それだけで読んでしまうと、総合得点は45点ですが、
「幻夜」を「白夜行」の続編として読むんです!
「えっ、どう違うの?」
つまり、「幻夜」の世界と「白夜行」の世界が
重なっていると、、、
もっとはっきりいえば、
「白夜行」に登場した多数の登場人物と、
「幻夜」に登場した多数の登場人物の中の
一人が実は同じ人物である!として読むんです。
つまりその人物は「白夜行」と「幻夜」の両方の
小説に登場しているわけね・・・。
でも、それで何がどう変わるの?
そこから先は読んでみてお考えください^^。
とにかく、「幻夜」が「白夜行」の続編である!
という視点で「幻夜」を読むと、
おー、あの答がはっきりしなかった謎が解ける?
しかも、さらなる恐ろしい壮大なストーリーが・・・、
怖えーーー><。
「幻夜」はやっぱり傑作でしたー(満足~^^)