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2011年10月31日

お勧め短編小説ナウ

今日は面白い短編小説をふたつ紹介いたします。
どちらも、本屋さんの人気コーナーに、
きっと並んでいますよ^^

ひとつは、三上延(みかみ えん)さん著の
「ビブリア古書堂の事件手帖」です。
お勧め短編小説ナウ

語り手の五浦大輔は、長身で体つきもいかつく、
体力勝負タイプの青年です。
彼は北鎌倉駅近辺にある古本屋で、
眼鏡姿の美人篠川栞子を眼にします。
やがて、彼はビブリア古書堂にやとわれて、
そこで本にまつわる事件に巻き込まれていきます。

4つの短編ミステリーからなる短編集ですが、
古書にまつわる人物の過去が、本を手掛かりに、
栞子によって、解かれていきます。

栞子さんをはじめとする登場人物の描写が巧みで、
読み終えた後の好感度がとても高い印象があります。


もうひとつは、ドラマにもなっている有名な作品、
東川篤哉(ひがしかわ とくや)さん著の
「謎解きはディナーのあとで」です。

お勧め短編小説ナウ

主人公の宝生麗子は超お金持ちの令嬢であり、
同時に警察官でもある人物。
たよりない上司に振り回されながら、
事件の真相を探るのですが、
仕事が終わってお嬢様として
豪邸でくつろいでいる時に、うっかりと
執事兼運転手である影山に
事件の内容を口走ってしまいます。
すると、それを聞いていた影山が、
見事に事件を解決してしまう、という展開です。

とにかく、麗子さんと影山の会話が面白くて、
ついつい、それに隠されてしまいがちですが、
実は、それぞれの短編で、
容疑者は必ずはっきりと明記されていて、
何気ない手がかりから真相を導き出す、
推理クイズとしても申し分ない出来になってます。


両作品ともに、人物描写が上手で、なおかつ、
独特な個性を持った素人探偵が活躍する、
推理ものとしても非常に気の利いた作品です。

あらすじだけを見るとすごく面白そうでも、
買って読んでみると、見かけ倒し?的な作品が、
最近、ちょっと多いですよね。
(あらら、はっきりといっちゃった……^^;)

でも、でも、この2つの作品は、
「おーー、これは……@@、おもしろーい!!」って
きっと読んだ人は満足されることと思います^^。



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Posted by あいちゃ at 23:04│Comments(0)リアル
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