2010年03月26日
作家・東野圭吾さん15

東野圭吾さんの小説を語るコーナーも第15弾に!
そして、あたしが読んだ刑事加賀恭一郎シリーズも、
「卒業」「眠りの森」「どちらかが彼女を殺した」「悪意」に
つづいて五作品目になります。
今回読んだ作品は・・・
「赤い指」 です。
わー、ぱちぱちぱち。(何の拍手?^^;)
書かれた年は2006年。 おー、最近の作品ですね。
内容は・・・、
怖えーー>< 現代社会の抱える恥部つうか、
なんというか、 ごく平凡に見える一家庭に
降りかかるおそろしい出来事ー!!
あたし、この作品で何が怖いって、
主人公の奥さんが、とっても怖い人なんですよ~。
思い出しただけでも、、、、ぞぞっ ><。
その異常さを描写した東野さんの筆力にただ脱帽です。
出だしから一気に引き込まれちゃう読みやすい作品です。
あの、超名作「手紙」の再来か?と期待させる内容ですが、
ちょっと残念なのが、やや結末が強引かな? と思いました。
でも、作品のすごさが失われるほどではないです。傑作です!
多分、そこらが上手くまとまっていると、「手紙」に匹敵する
超名作になれるんだけど惜しい作品でした。もちお薦めです^^
Posted by あいちゃ at 20:33│Comments(0)
│作家