
2010年10月10日
ラ・カンパネルラを鑑賞しましょう

ピアニストのフジ子・ヘミングさんの演奏をYou Tube で
鑑賞しましょうというコーナーです。
今回の課題曲は、、、
フランツ・リスト作曲の超難曲『ラ・カンパネルラ(鐘)』です!
リストさんの作曲のピアノ曲って、リストさんじゃないと
弾くことができない^^;といわれるほど難しいらしいですよ。
さてその名曲を古今東西の一流ピアニストが演奏してくれます。
あたしたちは、それを動画で見ることができるのです!
(なんてラッキーなんだ~^^)
あっ、それからこのラ・カンパネルラという曲は終盤が見せ場で
とっても盛り上がります。申し訳ありませんが、途中で止めないで
曲の最後まで聴いてくださいね^^
それでは一番手は、日本を代表する若手ピアニストの
辻井伸行さんのラ・カンパネルラ です! どうぞ~。
辻井伸行さんは目が見えないピアニストです。
そんなハンディのために、マスコミに持ち上げられているかと
思っていましたが、そんな心配はまったくご無用でしたね。
実力のあるすばらしい演奏でした。感動@@。。
それにしても難しい曲ですよね~><。
お次は主役のフジ子・ヘミングさんの登場です。
フジ子さんは情緒的な演奏が特徴で、
そのリズムはとても個性的なんです。
フジ子・ヘミングさんのラ・カンパネルラです。 さあどうぞ。
さあさあ、お次はピアノ界の貴公子、ユンディ・リさんです。
きゃー、かっこいい!ユンさまー><。。って感じのお方ですよね。
前回の記事で登場したブーニンさんが1985年に
第11回『ショパンコンクール』で優勝されましたが、
その後15年の間、同コンクールの優勝者は出なかったんです。
そして、15年ぶりに出現したショパンコンクールの優勝者が
ユンディ・リさんです! すっげー@@。
さあ、どうぞ! ユンディ・リさんのラ・カンパネルラ
風格もあり、正確さ、テクニック、パワーの全てを備えた
完璧なピアニストですよね~。ただただ、うっとり・・・。
そして、取りを飾るのが、、、
ロシアの神童エフゲニー・キーシンさんです。
まあ聴いてみてください! 最初は抑え目の演奏ですが、
これが最後のど迫力演奏への伏線なんですね~。
とにかくボーゼン・・・ってなりますよ^^;
エフゲニー・キーシンさんのラ・カンパネルラ
やっぱり、世界一流のピアニストってすごいよね~。
超難曲ラ・カンパネルラが生き生きと演奏されてます!
最後に、フジ子・ヘミングさんの
最もフジ子さんらしい曲を一曲聴いてください。
その前に、あたしがこの記事を書くきっかけになった
フジ子さんを紹介した番組の中での逸話です。
自信を無くして、ピアニストの夢を断念したフジ子さんが、
とあるきっかけで病院の中に置いてあったピアノを
こっそりと弾いていたそうです。
すると、入院していた患者さんたちが少しずつ
フジ子さんの演奏するピアノの回りに集ってきました。
やがて、彼らはみんな感動で涙を流し始めたそうです。
そんな逸話が納得できる、とっても素敵な演奏です。
いっしょに泣きましょうね~@@。。
フジ子・ヘミングさんのノクターン・第2番