< 2013年09>
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
QRコード
QRCODE

  

Posted by at

2013年09月16日

ご当地ソング1



旅路でふと流れてくる「ご当地ソング」。
そこで、今回は地元の人から愛されている
典型的なご当地ソングを取り上げて、
紹介していくことにしました。(新企画~^^)

最初に取り上げるのは、
北海道の最果ての地を歌った、
 「宗谷岬」  です。

吉田弘作詞、船村徹作曲のこの曲は、
1972年に、黒木真理(まこと)さんの歌がオリジナルだそうです。
やがて、1976年に「NHKみんなのうた」で、ダ・カーポが歌って
この歌は、一躍有名になりました。
1983年には、千葉紘子さんの歌もヒットして、
その時の歌詞が宗谷岬に据えられた歌碑に刻まれています。

まずは、歌詞を眺めてみましょう。



 『宗谷岬』   吉田弘作詞、船村徹作曲

 流氷とけて 春風吹いて
 ハマナス咲いて カモメも啼いて
 遥か沖ゆく 外国船の
 煙もうれし 宗谷の岬

 流氷とけて 春風吹いて
 ハマナス揺れる 宗谷の岬


 吹雪が晴れて しばれがゆるみ
 渚の貝も 眠りが覚めた
 人の心の 扉を開き
 海鳴りひびく 宗谷の岬

 流氷とけて 春風吹いて
 ハマナス揺れる 宗谷の岬


 倖せもとめ さいはての地に
 それぞれ人は 明日を祈る
 波もピリカの 子守のように
 思い出残る 宗谷の岬

 流氷とけて 春風吹いて
 ハマナス揺れる 宗谷の岬


歌詞に出てくるハマナスは、バラ科の植物で、
北海道の海岸に多く自生しています。
そういえば、別の有名なご当地ソングの歌詞にも
歌われていますよね。(いずれご紹介申し上げますね^^)

謎の言葉は、3番の歌詞に出てくる、『ピリカ』です。
ピリカはアイヌ語で『美しい、良い』という意味だそうです。
でも、それでは歌詞の意味がつながりません。
一説には、宗谷岬の歌詞のピリカは、
エトピリカ』という海鳥のことを指しているとのこと。
たしかに、それなら意味がつながりますよね。

自然に岬の姿が浮かんでくるような歌詞と、
優しいけれどちょっとだけ悲しみを含んだメロディが
とても素敵な曲です^^。

たくさんの人に歌われている宗谷岬の動画を紹介いたします。
  宗谷岬 (ダ・カーポ)
  宗谷岬 (千葉紘子)
  宗谷岬 (黒木真理)
  宗谷岬 (芹 洋子)
  


Posted by あいちゃ at 21:14Comments(0)ご当地ソング