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2015年02月15日

NHK大河ドラマ花燃ゆ



今年のNHK大河ドラマ 『 花燃ゆ 』の第7回が放送されました。

主人公は井上真央さん演じる 文(ふみ) こと、吉田松陰の妹です。
吉田松陰はご存じの通り松下村塾を開いて明治維新で活躍する
長州藩の数あまたの若者を育て上げた偉人ですね。
地元の萩に行ってみると、人々は彼のことを呼び捨てにはしません。
『 松陰先生 』と敬意をこめて呼んでいるのです。
そこであたしもここでは松陰先生と呼ばせていただきます。

さて、このドラマ花燃ゆですが、視聴率が低くて叩かれています。
たしかに、ストーリーが派手ではなく盛り上がりに欠けるし、
気のせいかもしれませんが、俳優のセリフがわかりにくい^^;
という印象を持っています。
台詞がわかりにくいのは、台本が軽いのか、
俳優さんの滑舌が今一つなのか、
と、あたしらしくなく、ちょっと手厳しく意見をさせて戴きました。

ただ、前回と今回の放送(第6回と第7回)では、
いよいよ(待望の><)面白いドラマが堪能できました。
それは、第6回の女囚高須久子と娘の糸とのガチンコのやり取り、
そして、そのあとの野山獄内での
囚人ひとりひとりと松陰先生とのぶつかり合いです。
第7回では、獄囚たちが開いた句会。
いずれも、ドラマのためのつくりばなしっぽい感はありますが、
そこでは人と人とがそれぞれの思いを真剣にぶつけ合ってました。

考えてみれば、むかしの大河ドラマで受けが良かったものは、
人と人との真剣なぶつかり合いがあるんですよね。
人気が高かった新選組!(古くてごめんなさい><)や龍馬伝では、
史実を若干無視して^^;、ぶつかり合いの場面を多く設定していたし、
逆に、平清盛や八重の桜では、ストーリーが淡々と進んでしまって、
役者の演技のみに頼ってしまい、物足りなかったような気がします。
(ずみません、今日のあたしはかなり辛口でごぜーます@@。。)

だから、花燃ゆも第5回までは、なんか後者の感じを受けてまして、
今年は駄目かな~と思っていたんですが、
第6回と第7回で、一気に挽回してくれて、
これから先が楽しみになってきました。(本当に期待していますよ)

考えてみれば、吉田松陰先生といえば、
織田信長と坂本竜馬に肩を並べる日本史上の3大英傑
といっても過言ではないほどの、偉大な人物ですよね。
(いかにも日本人の理想像に近い 《ちと過激過ぎかも?》 し、)
超人的な努力の末に会得した限りなく豊富な学問や知識。
どんな天才をも凌駕してしまうほどの驚異的な秀才。
損得計算ができない純粋さと一本気。
思い立ったら即行動の一貫性と機動力の高さ。
それらが生み出す人間的な魅力とカリスマ性。
織田信長よりも強い意志とこころざしを持ち、
坂本竜馬よりも仲間たちから慕われていた、松陰先生ですが、
彼が活躍できた時間はあまりに短かったということですよね。
でも、そんな松陰先生が登場する花燃ゆの前半は、
絶対に面白い人間ドラマができるはずですから、
ドラマの制作者のみなさん頑張ってください、と願っています^^。

やっぱ、大河ドラマが面白いと1年が面白いですからね~。
一人のファンとして、今後のドラマに期待しております。


  


Posted by あいちゃ at 22:16Comments(0)

2015年02月15日

如月恭助シリーズ6



自作小説の如月恭助シリーズを書く際のエピソードを紹介しています。
今回はシリーズ第3弾となる
  『 宗谷本線秘境駅殺人事件 』 
を書いている時のお話です。

この作品を書こうと思い立ったのは、
2回目の宗谷本線旅行から帰宅した時 ・・・・・・・。
(ちなみにあたしは秘境駅愛好家っす^^)
つーことは、旅行中には小説化しようなどとは
みじんも考えていなかったんですよね~。
だから、いざ書こうと思った時に、
もっと旅行中にしっかりメモを取っておけよー><。。
って、反省せざるを得ませんでした。
だって、肝心かなめの出だし文での、
旭川駅―― の内装の記述すら、書けねーよ@@。。
よく、おぼえとらんし・・・・・・><。
たしか茶色いイメージで、とても感じがよかったのですが、
あの茶色ってなんだったっけ?
エスカレーターがとにかく長かったイメージがあるけど、
本当に長かったのだろうか・・・・・・? などなど、
考えれば考えるほど、自信がなくなっていくんですね。

智東駅――、こいつも途中の話の目玉ですが、
とにかく、感動したはずなのですが、
智東駅があった場所付近はぜーんぶ山の中だったし、
ということは、森だったはずよね。
本当にそうだったのでしょうか? むむむ・・・・・・^^;

神路駅跡――。
あの旅行中の最大の感動を与えてくれた「S字カーブ」
でも、右に曲がるSだったっけ? 左だったっけ@@。。

なよろ1号。1両編成だったっけ、2両編成だったっけ?
車内アナウンス――。どんなんだったっけ^^;?
車輪の音、警笛の音、車両番号の文字、
その他小説の内容上極めて重要な事項があまた・・・。

でも、これらがすべて、名古屋のおうちの中で、
インターネットから調べられちゃったんですよー@@。
本当にすごいですね~ ^^。

ということで、ネットのおかげで困難を克服できた
あたしは、最初に思いついたメイントリックのみの
構想から、書き上げるまで時間はかかりましたが、
終わってみれば、自分でも納得の作品ができました。

そして今、あたしは次の作品の構想を練っております。
その作品の現時点での構想は、
やはり、メイントリックのみ・・・・・・^^;

でも、この次回作、上手く行けば、
宗谷本線秘境駅殺人事件に肩を並べる作品になる
可能性と手ごたえを感じているけふこの頃です。
かのヴァン・ダインがファイロ・ヴァンスシリーズで、
 ① ベンスン殺人事件
 ② カナリヤ殺人事件
と、立て続けに面白い作品を配信して、そして
 ③ グリーン家殺人事件
という、これまで世界中の誰もが書いたことのない、
『館』ミステリーの最高傑作を発表するわけですが、
これ以上の作品はあり得ないだろうと思っている
読者の目の前に提供された第4作目が、
 ④ 僧正殺人事件
ということで、現在では『グリーン家』と『僧正』が
彼の2大代表傑作作品と評価されています。
ヴァン・ダインとあたしでは、レベルが違いますが、
なんか、今回の次回作は、あたし的には
『僧正殺人事件』になってくれそうな予感があるのです!

公開はいつになるのか(無限に先かも^^;)
わかりませんが、頑張って挑戦します。次回作に^^



  


Posted by あいちゃ at 00:43Comments(0)小説