2009年12月30日
小説の書き方講座3

小説の書き方講座~。
あたしが小説を書く時に気を使っていることをまとめています。
(もち、しろうとの一意見にすぎませんよ^^;)
でも、今日は必見です!! 実は・・・、自信あり!!
あたしは、東野圭吾さんの文章が、なんで読みやすいのか、
いろいろ考えてみましたが、あることを発見!@@しました。
それは、「漢字とかなの使い分け」の独特さです。
東野さんは、他の作家だと漢字にしてしまう言葉を、
案外、ひらがなで表現しています。
例えば、『言う』という言葉。
小説を書くとほとんど避けては通れない言葉ですが、
東野さんは『言う』をひらがなで『いう』と書いています。
つまり、『彼は・・・といった。』って感じです。
かなり、驚きだったので、他にも調べました。
次の言葉がリストアップされました。
普通 東野さん
―― ―――
言う いう
事 こと
他 ほか
分かる わかる
様子 ようす
などなど。
その一方で、へえ、この言葉は漢字なんだ!
というのが、(東野さんが使う漢字です)
時、者、頃、程、前、後、
全く、一体、大体、殆ど、
頷く、呟く、囁く、窺わせる、俯く、伺う、
落ち着く、辿り着く、掴む、弾む、
東野さんが使うひらがなは、
いう、わかる、ない、ほう、
こと、ほか、ところ、わけ、なぜ、はず、
たしかに、いったん、ついに、もっとも、
さらに、おそらく、まるで、せいぜい、
色々調べてから、東野さん流仮名遣いで、
「あざみ館の三姉妹」と「小説・人狼ゲーム」の
文章を書き直してみました。
何となく、読みやすくなっていると思うのですが^^
まずは、上手な人のまねですよね~。
Posted by あいちゃ at 17:45│Comments(0)
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