2008年12月27日
Scarborough Fair 考2

前回の記事 『Scarborough Fair 考』でコメント欄に
書きこしてくれたmizukiさんのご指摘は・・・
サイモン&ガーファンクルの歌詞には、裏歌詞が付いてて
そこに書かれた the grave という言葉が気になるとのこと。
さっそく、裏歌詞を書いてみます。
On the side of a hill in the deep forest green
(深い森の中の丘の斜面)
Tracing a sparrow on snow-crested ground.
(雪の頂には雀の足跡)
Blankets and bedclothes, a child of the mountains
(毛布とパジャマに包まれて、山脈の子供がひとり)
Sleeps unaware of the clarion call.
(進軍ラッパの音に気付かずに眠っている)
On the side of a hill, a sprinkling of leaves
(丘の斜面に散った木の葉)
Washes the grave with silvery tears.
(美しい涙でそのお墓を洗う)
A soldier cleans and polishes a gun.
(ひとりの兵士が銃を磨いている)
War bellows blazing in scarlet battalions.
(戦がはじまり、緋色の軍隊の砲音がこだます)
Generals order their soldiers to kill
(将軍は兵士たちに殺せと命じる)
And to fight for a cause they've long ago forgotten.
(とうに忘れられた大義のために戦えと命じる)
訳は合っているのかよくわかりません^^;
(だってこの歌詞って文章になってないよね!)
ところで・・・ mizukiさんの指摘された2番の歌詞の
the grave ですが、たしかに a grave でも
graves でもないですよね。
the が付くということは特定のお墓ですよね 。
誰のお墓なの・・・??
あたしが分かんないのはその前の Washes なんです。
三人称単数現在のs が付いていますが、主語は誰ですか?
a sprinkling of leaves(少数の葉っぱたち) は複数なので、
もしこれが Washes の主語だとおかしいように思うのですが。
(なにか間違っているかな?? ^^;)
誰かご意見・ご回答がありましたら書きこしてください^^
Posted by あいちゃ at 01:44│Comments(2)
│詩
Comments
はい^^
これは a sprinkling が単数で主語なのでそのあとに複数のleavesがきても、washesとなります。
a child of the mountains Sleeps と同じです。
風邪で舞い落ちた一群の葉っぱが墓石をなで、まるで洗ってるように見えるのでしょうね。
これは a sprinkling が単数で主語なのでそのあとに複数のleavesがきても、washesとなります。
a child of the mountains Sleeps と同じです。
風邪で舞い落ちた一群の葉っぱが墓石をなで、まるで洗ってるように見えるのでしょうね。
Posted by mizuki at 2008年12月27日 02:54
なるほど~。
あたしの辞書の例文が
A sprinkling of people were sitting about.
で複数扱いだったのですが、
インターネットの文章を探してみると、
A sprinkling of warm snow brings rail chaos
と使われているので、単数で主語になれるんですね。納得です^^
でも、歌詞の意味は相変わらず?・・・^^;
あたしの辞書の例文が
A sprinkling of people were sitting about.
で複数扱いだったのですが、
インターネットの文章を探してみると、
A sprinkling of warm snow brings rail chaos
と使われているので、単数で主語になれるんですね。納得です^^
でも、歌詞の意味は相変わらず?・・・^^;
Posted by あいちゃ at 2008年12月27日 09:02